青色申告会ってものに入ってて、そこが主催する「簿記講習」なるものに通うことにした。だって安いんだもん。全7回で¥7000 来月いっぱいまで週2で午前中。
別にね、資格とろうとかのたくらみは全くなく、
単純に自営業という職にいるわけで、いいタイミングなんで、わかっとこうかみたいな程度で受講することにした次第です。
今日は開校式。教材が配布され、そこまではいいんだけどさ、
お偉いさんがたがいろいろ挨拶するわけよ。
商工会議所の副所長やら税務署長やらが来賓の挨拶とか言うんだけど、
何の必要があってそんなもんやんのか意味がわからん。
こっちもそんなもん聴くために時間を割いてるつもりはないし、
そういう人たちは普段こんなことに時間と税金使ってんのか、
って思った。
そんなわけで初日の今日は簿記の授業は一切なし。しょうがねぇな。
「簿記」といえばね、俺は大学時代、経済学部の経営学科ってとこにいたもんで、
この「簿記」が絶対必修だったわけよ。
学生の本分をまったくわきまえない、ろくでなしの学生だった俺が、
チョットだけ自主的に学んでみたりしたのが「簿記」。
興味があった?んなわけないじゃん!
数字系のものは本当の本当に最弱かつ超ド文系人間の俺は、
この「簿記」があるがためだけに卒業できないだろう、って大マジで思ったんで、
ちょっとだけ本読んだりして学ぼうという姿勢もみせたさ。
結果・・・マジでわかんねぇ!他の教科はハナからやる気ないんだからわかんないだけだが(自慢げに言うな)、簿記だけはちゃんとやってもわかんないんだもん(笑)。
そして、1年、2年と単位を落とし、担当の教授が変わった3年のとき、
神風は吹いた。
本来なら簿記の試験ってのは精算書つうもんを作成し、
数があってないとダメっていうようなものが出て、そういうのが出るってわかってながら何年たっても出来ない俺もどうかと思うけど、
3年のときの試験は、今でもこれからも忘れはしないさ、
「損益計算書及び貸借対照表の意義について述べよ」
ときたもんだ。数関係ない。論文形式の試験。文系人間キタ~!!
結果、単位がとれたどころかAとっちゃったよ(笑)。
世間的には「経済学士で簿記(無駄に)A」っていう肩書きがどれだけ危ういか、
俺にはわかる。はい。超ニセモノ。結局のところ「簿記」を何一つ覚えてない、いや、
覚えてないんじゃなくて、覚えていたことがない。
「あのときちゃんとやっとけばよかったなぁ」とか言いながら英会話スクール行ったり、
習い事するやついるじゃん。それね。今の俺。来月まで学生っす。